2006年2月22日 (水)

セキュリティダミーLED(青色)試作品

期待をして家に帰ったのですが、全くついていませんでした。
色々考えたのに、いい結果がでず、残念です。
スイッチング特性のいいトランジスタ(ストロボ用)を使っているので、逆に効率は悪くなっていたのかもしれません。
ならば、普通のトランジスタに変えてみよう、2SA1015の超ノーマルなものにしました。
また、点滅の速さも遅くなるように抵抗とコンデンサの値を変えて明日もトライしてみます。

回路の性質上、省電力の面は不利なようです。
瞬間的にショートさせているようなものなので、明るさと省電力のバランスは結構難しそうです。
コイルを色々変えて試している時に、かなり大きいコイルで試した時にLEDを壊してしまいました。
みなさんも、ご注意ください。

セキュリティダミーLED(青色)試作品

Led_sd LEDに興味を持ち始めたころに作成した回路を手直ししてみました。
本拠地の電子工作の1.5Vで超高輝度LED点滅回路です。

・不安定な動きをしていたものを安定化
・より省電力に
・フォトトランジスタを使って明るいときは点灯しない
・太陽電池(100円電卓のものを使用しています)で電源不要

1.5VでLED点滅回路(ロジックIC版)でもセキュリティダミーLEDの製作記事を載せていますが、その回路では青色LEDはかなり厳しかったので、今回の回路で青色に対応させたものを考えています。

今朝、作成した試作品を窓際に置いてきました、帰ったときにまだついているでしょうか、楽しみです。
うまくいけば本拠地のHPも更新したいと思っています。

100円電卓のLCDを使う4

いきなりトラブル発生!

100円電卓のLCDに配線をするために、基板のパターンをカットして細い線を半田付けしていたのですが、基板のパターンごと取れてしまった。

テスト続行不可能、残っている線だけでテストを進めてもまともに表示できないのでは、やる気がそがれてしまう。

何個か電卓は買ってあったのですが、子供のおもちゃにしてしまったので返せとはいいにくく。
また新たに購入予定です、これは有効活用ではないような気がしますが、電子工作魂がゆるしません。

ちょっと、休憩ですね、液晶のことがわかってきたので、100円電卓以外のものでテストを続行しようかなとも思っています。

LCDの配線は接続したらホットボンドかテープなどで補強が必要ですね。

100円電卓のLCDを使う3

今回、100円電卓のLCD表示テストに使用した回路です。
Lcdtest
この回路図はBSch3Vを使用しています、図面ファイルもUPしておきます
「100lcd.lzh」をダウンロード

電源は3Vで使用してください、1.8以下や5Vなどでは正常にLCDがつかないと思います。

自分がばらした電卓は27本線が並んでいるうち、左の2本と右の1本がコモンになっていました。

実際に色々当ててみるとわかりますね。

あと、液晶の端子を良く見ると違いが有るかもしれません、見た目でも区別できるかもしれません。
実際構造上、セグメント側、液晶部分、コモン側と3層構造になっているはずなので、
端子も上側の層と下側の層とでは、つき方が違うはずです。
といっても微妙なのでわからないかもしれません、この回路で調べるのが一番ですね。

PICで組む前にタイミングチャートを作ったほうがよさそうです。
次の課題ですね。

100円電卓のLCDを使う2の訂正

Lcd2_2 投稿してから気づいたのですが、一部LCDの配線が間違っていました。
修正した図をUPしました、手抜きで1桁分のみです、すみません。

100円電卓のLCDを使うその2

Lcd 100円電卓のLCDの内部の配線がどうなっているか調べました。(8桁有りますが、図では3桁のみです)

図の様にコモンの3本の帯の上に各セグメントを乗せているような感じです。

一番右の点(ドット)をつけようとすると一番下のコモン線と一番右のセグメント線を3Vぐらいの電圧をプラス・マイナスを入替えながら(交流動作)かけてやると点きます。
(コモン3Vの時セグメントは0V→コモンを0Vにするとセグメントは3Vにする、後は繰り返し)

実際に試してみるとわかるのですが、思ったとおりにはつきません。
オープン状態にしていたために、勝手に電圧がかかっていたようです。
原因はつなげていない線の扱いが悪いからです、つけないコモン線は1/2の電圧をかけてセグメント線が3Vでも0Vでも電位差が1.8Vを超えないようにしてつかないようにします。
セグメント側はつける場合は先に説明したようにコモンとは逆にして電位差が1.8Vを超えるようにします。
つけない場合はコモンと同じにして電位差をなくします。

これで原理とLCDの構造がわかったのであとはPICマイコンで自由に表示されるようにするだけですね。
これが大変なんですけどね。

100円電卓のLCDを使うその1

ぐぐって、液晶を色々調べました。

8桁までの電卓の液晶はコモン線3本、セグメント線24本の合計27本線があります。
 -
| | こんな感じで1桁に対して8個の要素で構成されて
 -  小数点が無ければ7個で通常7セグメント表示と
| | 言われます。
 - .
数字は8桁あるので8個×8桁の64個の要素とマイナス、メモリマーク、エラーマークなどで余分に8個取られて72個の要素になります、これを3本のコモンで分けるのでコモン線3本、セグメント線24本になります、たぶん。

液晶をつけるためにはコモン線とセグメント線の電圧差が1.8Vを超えた瞬間につきます。
ただし瞬間しかつかず、電圧をかけっぱなしにしておいてもすぐ消えてしまいます。
常につけるためには逆に電位差を逆にすればまた瞬間につきます。
コモン線とセグメント線をプラスとマイナスを交互に変えてゆけば、LCDが点いた状態になります。

3Vのリチューム電池を用意してコモン線とセグメント線につなげてみました。
つなげた瞬間ぱっとつくのですが、すぐ消えるのですかさず、電池の極性を変えてつなげるとまた瞬間的に付きます、これを繰り返せば点きつづけました。

次回はロジックICで発振させHiとLoを交互に出せるような回路を作成して、LCDに固定で数字を出してみたいと思います。

最終的にはPICでプログラムを作成して自由に数字を表示できるようにしたいと思っています。

100円電卓の活用計画

セキュリティダミーのLED点滅装置に使う太陽電池を簡単に入手する方法として以下のサイトで紹介をしています。

これをすると太陽電池の無い、使わない電卓が増えてしまいます。
そこでこの電卓の液晶を電子工作に使えないか調査中です。

ぐぐると同じ事を考えているサイトが有りました。
100円電卓のLCDをAVRで表示というサイトです。
ここを参考にしてまた結果報告をします。

リンク: 1.5VでLED点滅回路(ロジックIC版).

《参考資料》・小型の太陽電池を簡単に入手する方法(一例) 100円均一の太陽電池付き電卓から部品取りをする。・太陽電池付き電卓の太陽電池を使う時のテクニック この太陽電池は発生する電流が少ないので最低2個の太陽電池が必要になります。 電流を稼ぐために太陽電池は並列につなぎ電流が多く流せるようにします、 1個では、NiCd電池に上手く充電が出来ないようです。 2個の太陽電池を直列につないでみましたが、充電不良でいまいちでした、 直列つなぎでも、もっと数を増やせば上手く動いてくれますが、2個で正常動作する並列つなぎがいいのではと思います。

LEDの電流制限抵抗の求め方

本拠地電子工作の中で一番人気のページです。

LEDを正しく点灯させるためには規定の電流にする必要があり、そのための抵抗の値を求める式をJavaScriptで記述し、ボタン一つで計算できるようにしています。

興味のある方は参照してみてください。

リンク: LEDの電流制限抵抗の求め方.

この電子工作の中でもLEDを使っていますが、普通LEDを使うには電流制限抵抗が必要になります。これはLEDの種類によってLEDに加える電圧、LEDに流したい電流が決まっているためです。

汎用USB-IOのLED駆動回路

Trledp0_0 汎用USB-IOのポート1はLEDを点灯させる事が出来る程度は電流を流せますが、ポート1はそこまで電流が流せません。
もし、ポート1と同じように接続してもLEDは暗くなります。
ポート0でもLEDを正常に駆動できるようにする回路です。

少し複雑になりますが、この回路であれば最大12個のLEDを制御できます。
また、同じく12個のスイッチの状態も取得できます。
(当然のことですが、同じ回路が12個必要です)

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